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レイラの浮世戦闘日記

日常と戦い過ぎて疲れ果てた21歳ニート。ゆとりとさとりのこじらせ女子。思ったことをつらつらと。

21年間の人生で初めてゴキブリを見ました記念日記。

日々
2016年5月19日午前2時頃、21年間の人生で初めてゴキブリを目撃。

…いや、久々の更新がこれかよ。

まあいい。
その日の夜は、最近始めた筋トレのせいで疲れていたのか、夕飯を食べて部屋でゴロゴロしていたらいつの間にか寝落ちしてしまい、深夜2時頃になって目が覚めた。

(あー…やっちまった…)

働かない脳みそで、歯も磨かず風呂にも入らずゴロゴロの向こう側へ行ってしまうという女子あるまじき自分の行為に引く。

そんな若干のネガティブな気持ちと同時に、昨夜から清めていない体に言い知れぬ心地悪さを感じたまらず起き上がった。
そして、せめて歯磨きだけでもしようと、ふらふらとおぼつかない足取りで洗面所とキッチンの電気を点ける。
(※私はニートの分際で高校生の弟とアパート暮らし。一応家事係。賃貸なのでキッチンと洗面台と風呂とトイレはまとまった場所にあるのだ。)

蛍光灯の目潰しを軽くくらいつつトイレに行ったあと、洗面台に立ちふと顔を上げると、むくみ気味の女の顔。誰だこのブス。お前だよ。思わず目を逸らした。

ネガティブに拍車がかかる。

歯ブラシを少々乱暴に口に突っ込み、居間へ行くため右方向へ足を踏み出そうと体を捻った、そのときだった。


キッチンの床を横切る、黒い物体。


瞬間、身体が硬直した。

大きさにして3〜4㎝ほどだろうか。
それはキッチンに置いてある棚の下へと吸い込まれていった。

間違いない。


アレはゴキブリだ。


(い、いたぁぁぁ!!ホントにいたぁぁぁぁあ!!!)


これが私、紫月レイラが、21年間の人生で生まれて初めてゴキブリを見た記念すべき瞬間である。

この日記を見た都会人はおそらく、幼い頃からゴキブリと命を削り合い、中には戦うことに疲れ平和に共存し出す猛者までいるらしいと聞くから、こんな初めて記念など正気の沙汰ではないと思うだろう。

だが実際、私はちょっとだけ感動しちゃっていた。

初めて見たゴキブリの感想は、
"すげえ強そうなクワガタのメス"
月並みだ。

(そう言えば昔お父さんが、若い頃クワガタのメスが飛んでいたから捕まえたらゴキブリで絶叫しながら投げ捨てたって言ってたけど、これは間違えるわな…)

私は硬直したままゴキブリのクワガタ感に関心していた。
さっきのネガティブはどこへやらである。


しかしそう思ったのもつかの間、このプチ感動は恐怖へと変貌した。

刹那、洗面所から居間へと1.5mほどワープした私。(この瞬間の記憶マジでないから多分してた)

ガシガシと歯茎を抉る勢いで歯ブラシを動かしながら頭によぎるのは、これまでの人生で集めた数々のゴキブリ情報。
主にTwitterなどで知ったものなので信憑性のほどはわからないが、おそらく正しい。

だってゴキブリって最強だもん。

例えば、1匹見つけたら30匹はいるとか、殺虫剤が効かない個体が出てきているとか、IQ130超えだとか、声の高さで人間を見分け女子供は弱いとわかった上で襲いかかるとか、首を引きちぎっても3日は生きる上その死因は餓死(口がないので食べられないため)とか、人は生きているうち何度か寝ている間にゴキブリを食べているとか……

∩(´;ヮ;`)∩ンヒィィィィィ

怖え!ゴキブリ超怖え!!!

本来初めての体験というものは喜ばしいものだが、やはり今回ばかりはそうはいかないようで、ネガティブに逆戻りしてしまった。

(ああ、キッチン戻りたくねー。もし出てきたら?そうじゃなくてもその棚の下にいるのは確かだし、出てこられたら死ぬ。だけどこの泡まみれの口でいるわけにもいかないし…)

意を決して居間から飛び出たあと、秒速10ブクブクくらいの人生最高速度で口をすすいだ。

そして部屋の扉をガッチリと閉め、布団に潜り込んだのだが、当然眠れるはずもない。

完全に覚醒してしまった私は、PCを立ち上げ、サバゲー動画を観ながら画面の中の戦士たちに今の自分の心境を代弁してもらい、心を落ち着かせることにした。

ドドドドッ!ガガガガガッ!

いい撃ちっぷりだ。
そのままうちのゴキブリも撃ち抜いてもらいたい。

結局私は、そのまま朝まで一睡も出来なかったのであった。




しかしながら、初めてのゴキブリを見て発狂しなかったのは凄い。
驚きのあまり固まってしまったというのもあるのだが、実はこの出来事には前フリがあったのだ。
つまりゴキブリを目撃することを覚悟していたため、ショックの度合いは私の想像よりも軽度なものだった。

内容は以下の通り。

                      〜1週間前〜

その日の夜、たまたま母がアパートに来るというので、弟と3人で一緒に夕飯を食べていた。

食後、母が必要なものを買い出しに行くというので、私と弟はバラエティ番組を見ながら談笑し母の帰りを待っていた。

姉弟仲はいい方で、普段からくだらないネタを見つけては笑いあっているのだが、その日は「コンバット」のCMを見てゴキブリ談義に花が咲いていた。

コンバットというのはゴキブリ退治用品で、ご存知の方も多いと思うがあの林修先生が解説するCMである。

東大文一の林先生の代わりに最終学歴ラーメン大学の私が説明すると、
コンバットのG退治システムというのは、毒の入った餌を食べたGが巣に戻り死ぬと、その毒された死骸を他のGが食べて死に、という連鎖反応を利用しているらしい。

それを聞いた弟が「死んだゴキブリを他のヤツが食うって怖えよな〜w」と。

そうして先ほど述べた数々のゴキブリ雑学について「ゴキブリマジつええwww」と笑いながら話していたのだが…

帰って来た母がスーパーのビニール袋から取り出したのは「コンバット」

…え?

なに?なんで?

顔を引きつらせながらビビる姉弟。

すると母は「こないだそれらしき生き物を見たから、自分の部屋の扉はちゃんと閉めておきなさいよ。」とのこと。

マジでか。

そうして至る所に設置してもらい、今回の事件に至る。



いやぁ、覚悟はしていたもののまさか本当にいるとは。
ニートのくせに掃除サボってた罰ですな。これからはちゃんとやろう。
あんなものが突然飛び出してくるなんて想像しただけで鳥肌立ちます。

本格的に夏が来る前に全滅してくれること祈る。